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息子の嗅覚

中学生の二男はバスケをしている。

帰宅するときは、いつも部活の格好だ。

部活のバッグの中から洗濯物を出そうとすると何だか様子の違う学ランが入っていた。

明らかに息子のサイズではない。

確認すると息子のサイズよりかなり小さいサイズ。記名も無し。

 

『違う子の入ってたよ』と言うと、息子はおもむろに匂いを嗅ぎ

『あー、Yのだ』

えー、本当か?Y君は息子より背が高い。

このサイズはあるのか?

 

翌日帰宅した息子に

『学ラン誰のだった?』と尋ねると、

『やっぱりYのだった、あいつもオレの持って帰ってた』

確かにY君は中学でかなり背が伸びた。入学時の身長ならあのサイズはありだろう。

 

匂いで誰のか分かるなんて凄いなぁと思っていたら、今度は長男が『オレ、ジャージ間違えたっぽい』と言う。

同じ部の子から、ジャージを間違えていないか?というラインが来たらしい。

長男もおもむろにその間違えたかもしれないそのジャージの匂いを嗅ぐと『あ、あいつのだわ』・・・。

球根は楽チン

花を育てるのは楽しい。

家庭菜園も楽しい。

植物って健気な感じがしてとっても癒される。

 

とはいえ、仕事が忙しかったり、何かと手間隙かけないと、育ちか悪かったり、最悪枯れてしまう事もある。

 

ワタシの庭にはたくさんの球根が植えてある。母がまだ元気だった頃、『植えなさい』の手紙と共にチューリップの球根がたくさん送られてきた事があった。

適当な場所に植えて、もう10年近く経つだろうか。ほとんど世話をしないのに(花が咲きそうな頃に液肥を数回撒くだけ)毎年、春先にしっかり咲いてくれている。

 

アメリカの絵本作家のターシャ・テューダーの有名な庭にあったスノードロップも植えてみたが毎年真冬に小さい花を咲かせてくれる。

毎日凍るような寒さの中、自分でこの時期を選んで咲く花に何だか力をもらえる気がする。

 

今年は時間もあるから、もっと植えてみようかな。

 

節約生活

節約が好きだ。

普段買うものの底値は主婦歴20年近くのワタシの頭のなかに入っている。

新しく何かを買わなければならない時には、安く済まないか、もしくは家にあるもので代用出来ないか考えてみる。

 

先日も夫が短めのロープが欲しいと言い出した。車の中に不安定なものを乗せるらしく、50センチ程あれば事足りるらしい。

ビニールの梱包用の紐では駄目かと尋ねると、どうやらダメらしい。夫はホームセンターに行く気満々のようだ。

 

家の中を物色していると、二男の未使用の靴紐が、たくさん出てきた。中学生の二男はオシャレ好きで部活で使う靴を買い替えると、必ず靴紐を別に購入して付け替えるのだ。もったいないと思うのだか、息子にはめっぽう甘いワタシは喜んで買ってあげている。二男の価値観を尊重したい気持ちもある。

 

その靴紐を寄り合わせ三つ編みにし、夫に渡した。意外にもにもすんなり夫は受け取ってくれた。ラッキー。数百円は浮いたかな。

無職のワタシが少しだけ稼げた気分になった。

ただいま仕事休憩中

単に仕事の休憩中というわけではなくて、現在無職。聞こえがいいようにいえば、専業主婦。

近所にランチに誘いたいという友達もいなければ、誘われる事もない。

家族はワタシ以外は男なので女子トークをしたくなる。はっきりいえば、チョッと寂しい。

しつこくランチに誘ってくるのは、休みの日の夫。単にワタシの手抜き昼御飯を食べたくないからだろう。夫は自分で作るという気はさらさらない。

 

さて、休憩中のワタシだが、辞めてしばらくは、それまで出来ていなかった家事をやったりしていたが、なんせ男ばかりの家族。どんなに家を綺麗にしても何の反応もない。

最近ではすっかり飽きてしまい、最低限の家事をやり、外出するとお金ばかり使ってしまうのですっかり引きこもりになってしまった。

 

暇さえあれば求人ばかりスマホで見ているが、アラフォーの何の特技もない主婦にはなかなか仕事がない。

条件の良いところに面接に行くと

『大学まで卒業なさっててご立派』と鼻で笑われ不採用。正直、就職活動は年取っていくにつれ辛いものになる。

資格を取ろうにも、この歳で未経験の資格は役に立つのだろうか。

 

日々葛藤中である。

コミュ障なワタシ

小さい頃は天真爛漫な性格だったワタシですが、どこでも怒鳴り付けすぐに手をあげる母のおかげですっかり大人しい性格になったワタシです。

 

その母も、60越えたらあっという間に認知症。父が限界まで自宅介護してたけど、夜中の徘徊が多くなり、ギブアップ。今は病院暮らし。すっかり大人しくなって、可愛らしさ満点の母。

キツい性格の母だったけど、まだ色んな事話したかったなぁ。

家事は手を抜かない人だったので、まだ色んな事教わりたかった。

 

まだかろうじて母が何とか自分の事を自分で出来ていた頃、遠方に住むワタシが孫を連れて遊びに行ったら凄く喜んでくれて、何度も1万円が入ったお金を送ってくれた。

父に止めさせる様に頼んで終わったが、その一万円は大事にとってある。だってもう母からは二度と何も届かないだろうから。

 

引き出しに入っている1万円を見るたび、色んな事があったけど、出来るだけ母に会いに行こうと思う。

もちろん、一番苦労した父も大事にしていきたい。

明日は日持ちするお惣菜でも作って父に送ってあげよう。母の味を良く知っているワタシだから。